極寒の中、飼い主に捨てられた犬 投稿された写真に「泣けてくる」
冬の寒さが厳しいことで知られるアメリカのミシガン州で、凍えている犬が見つかり、保護されました。
動物保護団体『P.O.E.Tアニマルレスキュー』によると、エミーと名付けられたメス犬は8~9歳の高齢犬で、保護された日の前夜に車から捨てられたようです。
行き場を失ったエミーは極寒の中で体を丸めて、ただひたすら寒さに耐えていました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、その日の気温はマイナス16度で、風速48kmの風が吹いていたといいます。
親切な人がエミーを見つけて放っておけず、地元のアニマルシェルターに通報。
シェルターがSNSで助けを求めたところ、投稿を見た動物病院の院長がエミーを受け入れて、すぐに診察をしてくれました。
エミーは極度の栄養不足でやせ細り、全身がノミに覆われていて、両ヒジと両ヒザに床ずれがあったそうです。
おそらく長い間、ケージの中で飼われていたものと思われました。
なぜ飼い主は自分を捨てたのか…エミーの表情からは、混乱と悲しみが感じ取れますね。
緊急治療が必要と診断されたエミーはすぐに救急病院へ移送され、体温を上げることと、傷の手当てが行われたといいます。