【『夕暮れに、手をつなぐ』初回感想】永瀬廉の演じる音の優しさに心惹かれる 共感系、純愛ドラマの誕生
広瀬すずと永瀬廉が出演する恋愛ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』が火曜からスタートした。爽やかで少し甘酸っぱい、そんな恋の予感がした初回。キャストと各シーンから紐解く、このドラマの見どころをお伝えしよう!
『夕暮れに、手をつなぐ』音楽の使い方にも注目
横断歩道でぶつかり、互いにイヤホンを落とすという漫画のような出会いから始まった浅葱空豆(広瀬すず)と海野音(永瀬廉)。
音が振り返ると、嬉しそうに男性と去っていく空豆の後ろ姿が見えた。
「運命の出会い、あっさり終了」
そうつぶやく永瀬廉の優しい声が耳に残るのを、ヨルシカの『春泥棒』がかき消す。
この出会いを『運命』と表現した音は、これから始まる何かを期待していたのかもしれない。
これからどんな物語が始まるのか、映画のような美しい映像と、今時の音楽がマッチして、番組冒頭から本作に引き込まれた人も多いだろう。
ヒットするドラマの法則は『音楽が良いこと』と聞いたことあるが、本作の音楽の使い方はとても美しく、初回からすでにヒットの予感がしている。
永瀬廉の演じる音の優しさに心惹かれる
永瀬廉といえば、人気を博するグループ『King & Prince』のメンバーであり、近年は朝ドラ『おかえりモネ』(NHK)