2023年2月3日 15:55
請求書を見るの怖すぎ…高騰する電気代を少しでも抑えるコツ
空調機メーカーのダイキン工業(以下、ダイキン)が行った実験では、外出時や就寝時などにこまめにエアコンの電源を切り、1日のエアコン稼働時間が11時間だった場合の消費電力が11.6kWh、対してエアコンの電源を24時間入れたままだった場合の消費電力は12.7kWh(*1)でした。1.1kWhの差を大きいと見るか小さいと見るかは人それぞれですが、電気料金に換算すると31円(*2)ほどだそう。約30円の差で一日中暖かく過ごしやすい部屋が手に入るなら、それはそれでおトクな気もしてきますよね。
節電に欠かせないフィルター掃除
手が届きにくい場所にあるせいか、つい後回しにしてしまうエアコンのフィルター掃除。しかし、このフィルターの汚れが節電の大敵となるようなんです。
同じくダイキンが行った実験では、エアコンのフィルターが綺麗な場合の消費電力1.76kWh(*3)に比べ、3年間掃除をしていないフィルターでエアコンを稼働させた時の消費電力は2.62kWhと、およそ1.5倍になっていたそう。またフィルター掃除を怠り、さらに室外機の周辺の障害物がある状態での消費電力は、3.61kWhにまで膨らんでしまうという結果も出ています。