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中国に返還されるパンダ『シャンシャン』 名付け親・黒柳徹子の投稿に「じーんとする」

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中国に返還されるパンダ『シャンシャン』 名付け親・黒柳徹子の投稿に「じーんとする」

2023年2月19日、東京都台東区にある上野動物園では、同月21日に中国に返還されるメスのジャイアントパンダ『シャンシャン』の最終観覧が行われました。

同月20日、俳優でタレントの黒柳徹子さんはInstagramを更新。同園に向かい、シャンシャンにお別れの挨拶をしたことを明かしています。

『日本パンダ保護協会』の名誉会長であり、大のパンダ好きとして知られている、黒柳さんですが、国内にいるパンダの中でも、シャンシャンはお気に入りで「顔が断とつにかわいくて、愛嬌がある」といいます。

投稿されたコメントには、シャンシャンとの思い出がつづられていました。


パンダのシャンシャンが、中国に帰る。今いるパンダの中で、一番可愛いと私は思う。

さよならを言いに、上野動物園に行った。
シャンシャンの飼育係の青年が、「寂しいです」と言った。シャンシャンは、顔が可愛いし、動作が、他の子と比べて愛嬌がある。

「シャンシャン」とガラスの外から呼んだら、何か食べながら、私の前に来て、座って、一生懸命何か手に持ったものを食べ始めた。私は写真を撮ることも忘れて、その姿に釘づけになった。5歳になったと書いてあったような気がする。

それにしても、ピンク色で生まれてから、5年も、よく丈夫に育ったこと、飼育員さんに感謝する。

シャンシャンは、顔が断トツに可愛いから、中国に帰っても人気が出ることと思う。シャンシャンという名前を、公募したなかから決めるお役目もいただいて、「シャンシャン」がいいと言った日を思い出した。
もっともっと小さかった。シャンシャンという名前が、ぴったりの女の子だった。

「さよならシャンシャン、多分四川省に行くんだろうが、いつか会いに行くね」中国の竹林のようなデザインのシャンシャンの上野の家は、わざと現地のように岩がゴロゴロしていて、その上を、シャンシャンは上手に歩いて、自分の寝床のほうにお尻をふりふり、入って行った。



tetsukokuroyanagiーより引用

※写真、動画は複数枚あります。左右にスライドしてご覧ください。


2017年に同園で誕生したシャンシャンですが、公募された名前の中から最終的に決めたのは、黒柳さんでした。名付け親としても、愛情を感じているシャンシャンが中国に行くこととなり、心配する気持ちもあるのかもしれません。

対面の際は「いつか会いに行くね」と声をかけたといいます。


投稿を見た人たちからは「徹子さんの文章に泣いた。元気でね、シャンシャン」「最後会えなかったので、写真や動画が嬉しいです」「投稿を見てじーんときました。さびしくなります」などの声が相次いでいました。

中国でも、シャンシャンは歓迎を受けることでしょう。

日本で過ごしてきた日々と同様に、たくさんの人に愛されて、幸せに暮らしてほしいですね。

[文・構成/grape編集部]

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