2023年2月22日 10:46
「スマイル」と名付けられた保護犬 施設が公開した写真に「つらい…」「かわいそうに」
アメリカのミネソタ州にある動物保護団体『ノー・ドッグ・レフト・ビハインド』に保護された犬が、多くの人を笑顔にしています。
犬の名前は『スマイル』。スマイルは、にっこりとほほ笑んでいるような表情を見せるのです。
しかし、スマイルはそんな朗らかな笑顔からは想像ができないほど、過酷な体験をしてきました。
スマイルはメキシコのティフアナで、多頭飼育崩壊の家から助け出されたのです。
飼い主は犬たちを虐待するつもりはなかったそうですが、どんどん繁殖し、病気をまん延させるようになってしまいます。
結果として、飼い主の手に負えなくなり、カリフォルニア州にある動物保護団体が23匹の犬を保護しました。
メス犬の多くは妊娠中で、疥癬(かいせん)という伝染力が強い皮膚病に感染していたとのこと。
スマイルも妊娠していて、疥癬のせいで毛が抜け落ち、痛みを感じていたようです。
『ノー・ドッグ・レフト・ビハインド』のInstagramには、保護された時と、現在のスマイルの写真が紹介されています。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ミネソタ州にある『ノー・ドッグ・レフト・ビハインド』のスタッフは、愛らしい笑顔を見せるスマイルの写真を見て一目ぼれしたとのこと。