京都の神社で盗難発生 持ち去られたものに、衝撃 「誰がこんなことを」「罰当たりすぎて怖い」
2023年2月23日、京都府京都市東山区にある大将軍神社東三條社(@taishougun3)は、Twitterにある悲痛な訴えを投稿。その内容に、驚きや憤りの声が相次いでいます。
大将軍神社東三條社の末社『荒熊稲荷社』では、先祖代々より受け継がれてきた、2体の狐像が社を守ってきました。
2017年には台風による被害を受け、社が倒壊したこともありましたが、その際も狐像は無事に救出され、復旧後も大切にされてきたのです。
しかし、この狐像が突然、何者かによって持ち去られてしまったといいます。
荒熊稲荷社の狐像二体が
— 大将軍神社東三條社 (@taishougun3) February 23, 2023
居なくなってしまいました
警察の方にお願いして捜査して頂いておりますが
先祖代々より大切に守ってきた狐さんですので
元の場所に帰って来ることを願います pic.twitter.com/COy4LBZb9Q
狐像は同月24日時点で、まだ見つかっておらず警察が捜査を続けているとのこと。
神社の関係者は今回の事件にとても心を痛めており、「元の場所に戻って来てほしい」という想いから、この投稿をしたそうです。
守り神でもある狐像を大胆に盗んでいくという、あまりに罰当たりな行為に衝撃を受けた人も多いでしょう。
投稿は拡散され、ネット上でさまざまなコメントが寄せられていました。
・犯人は早く返さないと大変なことになるぞ。お稲荷様を盗むなんて、罰当たりな怖い物知らず…。
・なんで盗むんだろう。理解できない。無事に戻ってくるよう、お祈りいたします。
・狐さんたち、怪我なく無事に戻ってきますように。手荒な扱いされてませんように。
・同じく神社の関係者としては、怒りで震える。どうか無事に戻りますように。
神社の関係者は、こうした声に対して「みなさまの温かいお言葉に感激しております」と感謝の意をつづっていました。
悲しいことですが、神社や寺の像などが盗難されるニュースは全国でたびたび報告されています。
おそらく転売などを目的に、窃盗を犯す者がいるのでしょう。
一刻も早く、2体の狐像の行方が分かり、あるべき場所に戻るよう、多くの人が祈っています。
[文・構成/grape編集部]
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