寺から見つかった『50年前のモノ』 シャープの投稿に「感動した!」
長年大切に使っていたモノでも、故障やふとしたタイミングで買い替えを行い、捨ててしまうのはよくあることです。
そのため、製造された年が古いモノほど、すでに多くの家庭から姿を消しているといえます。
しかし、50年前に製造された冷蔵庫が保管されていたことを報告したのは、家電メーカーでおなじみのシャープ株式会社。
同社のTwitterアカウントを運用する担当者の、幼馴染の寺からその冷蔵庫が見つかったというのです。
そんな幼馴染の寺から50年前の冷蔵庫が発掘されたとの報せを受け、私が行かないわけにはいかないと、やってきた次第です。 pic.twitter.com/uRflhdmiwG
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) January 20, 2023
同冷蔵庫は、1973年に初めて野菜室が設けられたタイプとのこと。
50年前の冷蔵庫とはこれです。はじめて野菜室が設けられた、1973年の冷蔵庫。
pic.twitter.com/U3TNwwh9uE— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) January 20, 2023
50年以上前と、かなり古い冷蔵庫であるにもかかわらず、動作に問題がない完動品の状態でした。
50年後の野菜室(しかも完動品) pic.twitter.com/5ieWLuvB8a
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) January 20, 2023
寺は、同社に冷蔵庫を寄付するといいます。
同社は、「創業100年を超えるメーカーが、これまでのすべての製品を、現物で保管することは物理的に不可能」とコメント。
それだけに、かつての冷蔵庫を保管できることに、アカウント担当者は感謝と感慨深い気持ちになっています。
言われると当たり前ですが、創業100年を超えるメーカーが自身の歴史で開発したすべての製品を、現物で保管することは物理的に不可能です。社史に載せるような自慢の製品でさえ、実は手元にないこともあります。この世界初の野菜室冷蔵庫もそうでした。 pic.twitter.com/jaSDnOMpod
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) January 20, 2023
ネット上では「よく残っていたな…!レアすぎます」「『完動品』でもあり、『感動品』でもありますね!」といった反応が上がっています。
さまざまなモノがある世の中。
最新のモノは便利である一方、古いからこそ価値のあるモノもあるのでしょう!
[文・構成/grape編集部]