線路内に侵入した『撮り鉄』4人が書類送検 ネット上では疑問と怒りの声
転落や列車との接触事故などを防ぐべく、駅のホームにホームドアが設けられたり、踏切が設置されたりなど、さまざまな防止策が講じられています。
鉄道関係者たちは、不慮の事故を起こさぬよう安全対策を徹底し、人々を無事に目的地へと運んでくれるのです。
一方で、線路内に侵入し、人物や電車の写真を撮影するといった、一部の人たちによる危険行為が報告されています。
『撮り鉄』4人が書類送検へ
2023年1月20日頃、静岡県長泉町の黄瀬川橋梁(きせがわきょうりょう)の線路付近に、男性4人が立ち入る事件が発生しました。
4人はいずれも、鉄道の写真や動画を撮影して楽しむ『撮り鉄』で、鉄道車両の形式『JR東海373系電車』を撮影すべく、線路内に侵入した疑いがもたれています。
今回4人が立ち入った場所は、東海道線の列車と富士山が撮影できる、全国的に有名な撮影スポットだったとか。
※写真はイメージ
『JR東海373系電車』が廃車になるという噂を聞き、現場に来たといいます。
産経ニュースによると、「いい写真を撮るためだった」と容疑を認めているとのことです。
今回の件を受け、静岡県警裾野署は同月8日、鉄道営業法違反の疑いで、4人を書類送検しました。