安藤サクラ「私にとっては子育てと撮影っていうのは…」 本音に「めっちゃ泣けた」の声
2023年3月10日、第46回日本アカデミー賞が開催され、授賞式の模様が日本テレビ系で放送されました。
賞レースの行方はもちろん、視聴者から反響があがったのは、映画『ある男』で最優秀助演女優賞に輝いた、俳優の安藤サクラさんの涙のスピーチ。
その涙の裏には、同作で共演した妻夫木聡さんが明かした、安藤さんの『引退宣言』も関係していました。
安藤サクラ、『ある男』で引退も考えていた
同作の撮影中に安藤さんから「女優に向いていないと思うから、この作品で引退しようと思っています」と衝撃の宣言を受けていたことを明かした、妻夫木さん。
安藤さんにとって誇れる引退作にすべく妻夫木さん自身、撮影に臨んでいたといいます。
授賞後のスピーチで安藤さんは「辞めようと思っていたことがこんな形でバラされると思っていなくて、情けなくて自分が…」と涙ながらに切り出し、こうも続けました。
私にとっては子育てと撮影っていうのは、今のところうまくできない。
悩みつつ、その都度、今もそうですけど、家族で会議しながらみんなで協力し合って、また頑張れたらいいなと、大好きな現場に戻れたらいいなと思ってます。
第46回日本アカデミー賞授賞式ーより引用
会場には、夫で俳優の柄本佑さんの姿もあり、安藤さんがスピーチ中に家族の話題に触れた際には、お互いに目配せし、笑顔でピースサインを送り合うシーンも。