カレーを食べて一家3人食中毒に 茨城の注意喚起に「これは怖い」「自分も間違えそう」
スイセンの球根
タマネギ
御覧の通り、スイセンの球根とタマネギは見た目が似ています。
スイセンは有毒の植物ですが、中でも球根の部分は毒成分が多く、リコリンなどのアルカロイドが含まれているのです。
主な中毒症状は嘔吐や下痢。口に含んだおよそ30分後に発生されるといわれており、恐ろしいことに、海外では死亡例も報告されています。
今回の件でも、カレーを口にした人たちは、食事を開始してから15分ほどで症状に襲われ、検査の結果リコリンが検出されたとのことです。
過去には、スイセンの葉をニラと間違える事例も
スイセンは全体が有毒の植物であるため、葉の部分にもリコリンなどが含まれています。そして、ニラに酷似していることでも有名です。
過去には、スイセンの葉をニラと勘違いして口にしてしまい、食中毒を引き起こした事例も。
各自治体は、ウェブサイトなどで注意喚起を行っています。
スイセンの葉
今回の件を受け、ネットでは「スイセンがそんなに危険だなんて知らなかった。これは怖い…」「自分も間違えそうだから注意をしよう」といった声が続出。
茨城県は食用と確実に判断できないものについて「採らない!食べない!売らない!人にあげない!」