2023年4月8日 17:15
「タンブラーや水筒の底面シールは剥がさないで」 意外な事実に「そんな理由があったとは…」
みなさんは、フライパンのガラスの蓋などに付いている、取扱い上の注意が記されたシールが気になった経験はありますか。
実は、強化ガラス製器具に分類される製品は、『消費者の見やすい箇所に分かりやすく記載する』『本体から容易に離れない方法で表示する』などが法律で定められています。
身近に手に取るものでも、意外と知られていない事実は多々あるものです。
タンブラーにまつわる『注意喚起』に反響
「蓋のシールは見栄えが悪い」という意見に対し、強化ガラス製器具の法律について周知したのは、フライパンや鍋などの調理用品を取り扱う、和平フレイズ株式会社のTwitterアカウント。
同アカウントの運営者は、「使用方法を常に確認するためにもそのまま貼っておいてほしい」と推奨したあと、タンブラーや水筒の底に貼ってあるシールについても触れました。
「ステンレスタンブラーや水筒の底面シールも剥がさないでください」
同アカウントいわく、タンブラーや水筒の底に付いたシールは『保護シート』と呼ばれるものなのだとか。
本体の真空処理をした『口』の溶接部分を保護しているため、剥がしてしまうと、ちょっとした破損で保温、保冷効果が失われやすくなるといいます。