動物園でアルパカが急逝 その理由に「知らなかった…」「あまりにもつらすぎる」
“モコ”はアセビ中毒の可能性が高いと推測されたので、毒素を排出させる治療を進めました。それと同時に、当日同じ放飼場に出ていたラマの“ミーチョ”とヤギの“むく”もアセビを食べたことを疑い、寝室内での様子を注視していましたが当日は異常ありませんでした。
“モコ”が亡くなった翌日の4月6日昼前にラマの“ミーチョ”が“モコ”と同じ症状になり、“モコ”と同様の治療をしたところ幸いにも翌日の7日からは回復傾向にあります。また、ヤギの“むく”には現在も症状はありません。
新しい草地放飼場の点検をしたにも関わらず、造成時に強剪定され幹の根元から新芽が出ているアセビを見落としてしまったことが原因で動物の死亡や体調不良となってしまったことを深く反省しています。
盛岡市動物公園 ZOOMOーより引用
正面入口近くの『お迎え動物』として人気者になり、多くの人から愛され続けてきたモコちゃん。
同園は、再びモコちゃんに会える日を待ち望んでいた人たちに向けて「今後このようなことが二度と起こらぬよう、動物の健康と安全に最大限に配慮して参ります」と謝罪しました。モコちゃんと絆を深め、日々、愛をもって世話をしてきた同園のスタッフも、つらい思いをしているに違いありません。