2023年5月12日 17:00
妊婦を運ぶ『陣痛タクシー』 日本交通に聞いた「車内で生まれたことは?」「運転手の本音は?」
と到着予定時刻が伝えられる。
4.迎えに来たタクシーに乗車。事前に病院は登録されているため、道中は行先の説明や道案内をする必要は不要。
※写真はイメージ
――タクシー料金や送迎料金以外に、別途料金が必要?
いいえ、料金は通常のタクシー利用と同等(メーター運賃+迎車料金300円)です。また、『陣痛タクシー』の登録料金もありません。産前・産後で健診に通院される際にもご利用いただけます。
ただし、登録は出産予定日の1か月後に解除になるので注意してください。
――そのほか、利用するうえで用意するものや注意点は?
陣痛時の利用では、大きめのバスタオルかレジャーシートなどを用意してタクシーの到着を待っていただきます。
また、登録完了まで1週間程度かかる場合もあるので、予定日の1か月前までを目安に、早目の登録をおすすめしています。
『陣痛タクシー』を手配いただく前に、必ずかかりつけの病院に連絡し、指示を仰いだうえで利用してほしいです。
『陣痛タクシー』の実情に迫ってみた
――どんな人が『陣痛タクシー』の運転手に選ばれる?
弊社の場合は、陣痛時にいち早くお迎えに上がれるよう、助産師による妊婦の送迎に関する講習を受講した上で、全乗務員を対象としています。