2023年4月23日 14:49
採血に何度も失敗する医学部生 指導医が代わろうとすると、患者が一喝! しかし…
何事も、最初から完璧にこなせる人はいません。失敗を繰り返す中で、学べることのほうが多いでしょう。
しかし、何度も失敗をすれば、周囲の目が気になり、自分への自信もなくなっていき、再び挑戦することが怖くなってしまう場合も。
医学部生の、いがくと(@cocomed4CC)さんは、実習の際、患者の採血に3回失敗し、見かねた指導医が代わろうとしてくれたことがありました。
すると、採血を受けていた患者の男性が、怒り始めたといいます。しかしそれは、失敗したことに対してではありませんでした。
「何回でも俺の身体で失敗したらいいけん、逃げるな!」
指導医を一喝し、諦めずに成功するまで続けることをうながした患者に、いがくとさんは感銘を受けたといいます。
自分の実習に付き合ってくれる患者との出会いに、「もっと、うまくなれるように実習頑張ります」と、改めて決意したのでした。
採血は針を身体に刺すため、多少なりとも痛みを感じるもの。