オキシ漬けも万能じゃない!? ついやってしまいがちなNG掃除法とは
掃除場所に合わせて洗剤をそろえるのは面倒です。衣類だけでなく、キッチンやお風呂場など幅広い場所で使える「オキシクリーン」を愛用している人は多いのではないでしょうか。
しかし、万能なオキシクリーンも使ってはいけない物があります。
一人暮らしの掃除術をInstagramで発信しているゆう(y_room_11)さんは、オキシクリーンをはじめ「NGな掃除法」を紹介しています。「やらなければよかった...」と後悔しないよう、正しい掃除法を知っておきましょう。
オキシ漬けがNGなもの
オキシクリーンが公式でも紹介している「オキシ漬け」ですが、シンクを含む金属製品はオキシクリーンが使えません。金属に使用した場合、変色してしまう可能性があります。
シンク掃除におすすめなのは「重曹」と「クエン酸」です。
汚れが気になったら、オキシ漬けではなく、この2つを使って磨きましょう。
オキシクリーンは布製品に使えますが、革製品はNGです。革製品の場合、色落ちをしてしまう可能性があります。革製品の掃除には、専用のクリーナーを使うようにしましょう。
靴の場合、布製の靴であればオキシクリーンが使えます。素材に合わせて使い分けましょう。
「ハイター」と「クエン酸」は絶対に一緒に使わない
臭いも汚れも落としてくれそうな最強タッグに見えますが、酸性のハイターとアルカリ性のクエン酸は非常に相性が悪いです。
酸性とアルカリ性が混ざると「中和」という化学変化が起こります。
この時に有毒な塩素ガスが発生し危険です。
お風呂場の排水溝などに使いたくなりますが、どちらかのみを使うようにしましょう。
パソコンの液晶画面にティッシュはご法度
「机のすぐそばに置いてあるから…」と、ついつい手が伸びてしまうティッシュ。実は、液晶画面の掃除にはまったくと言っていいほど向いていません。ティッシュは意外と繊維が固く、液晶画面を傷つけてしまう可能性があります。専用のシートやクロスがない場合は、霧吹きなどで湿らせたキッチンペーパーを使いましょう。
ティッシュ同様に使ってはいけないのが「アルコール入りのウェットシートやクリーナー」です。変質・ひび割れなどを起こす可能性があります。
ウェットシートで埃を拭くと汚れが広げるだけ
これは経験したことがある人は多いのではないでしょうか。埃は濡れると取れにくくなる性質があります。そのため、ウェットシートで拭くと汚れを広げてしまう結果に。
埃掃除には、ドライシートやハンディモップなど「乾拭き」をするようにしましょう。水拭きは最後の仕上げがおすすめです。
掃除道具には意外な落とし穴がある
使うものを間違えただけで、大切なものが壊れてしまう、傷ついてしまう、掃除が大変になることがあります。
洗剤は成分表や注意書きを確認してから使う、専用の製品を使うようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]