【『ラストマン』感想1話】福山雅治と大泉洋、双璧で魅せる疾走感・写真全41枚
Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。
2023年4月スタートのテレビドラマ『ラストマン』(日本テレビ)の見どころを連載していきます。
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そもそも配役だけで恐ろしくハードルが上がっている。
大体、福山雅治と大泉洋だ。この国のどんな映像作品でも、どちらか一人だけでも主演を張れる。それが二人も揃う。盆と正月が一緒に来たような、というやつだ。
誰もが思う、きっと面白い物語が見られるに違いない。
そんな最初から爆上がりしたハードルを、今作『ラストマン全盲の捜査官』(TBS系 日曜21時)の初回はいとも軽々と越えて飛んだ。晴れた空に舞い上がるような気持ちの良い跳躍だった。
アメリカから交換留学で来日した全盲のFBI捜査官・皆実広見(福山雅治)と、彼をアテンドすることになった警察庁の孤高の刑事・護道心太朗(大泉洋)。
本来なら形式上の交換留学のはずが、皆実は警察庁が捜査中の無差別連続爆破事件の捜査に渋る心太朗を連れて乗り出していく。
招かれぬ客として、皆実と心太朗に対して敵意満々の捜査一課の中で、皆実が最初に披露した犯人の見立ては意外なものだった。