普通の『こいのぼり』かと思いきや? 高知県で見られる光景に「そうきたか」

端午の節句に、男児の成長を願って飾る『こいのぼり』。
春になると、カラフルな色の鯉(コイ)を模したのぼりを、庭や川の近くで目にする機会が増えますよね。
特定の地域でのみ見られる、一風変わった見た目の、のぼりがあるのをご存じですか。
高知県で見られる『カツオのぼり』
今回ご紹介するのは、鯉…ならぬ、鰹(カツオ)を模した、のぼり!

2017年に高知県幡多郡黒潮町で撮影された『カツオのぼり』
高知県幡多郡黒潮町では、2001年から、子供の成長を願う『こいのぼりとカツオのぼりの川渡し』が、毎年4月下旬から5月上旬にかけて行われています。
飾られる『カツオのぼり』の数は、なんと合計約100匹にもおよぶのだとか!
美しい青色をしたカツオの大群が、大空を泳ぐ姿は、見る者の心をわしづかみにしているのです。

2017年に高知県幡多郡黒潮町で撮影された『カツオのぼり』
郷土料理として知られる、カツオのたたきをはじめ、カツオが食卓に登場することが多い高知県ならではの光景ともいえますね。
残念ながら、2023年4月下旬から5月上旬にかけての川渡しは、中止になったとのこと。
毎年、一定の期間にだけ見られる貴重な光景なので、定期的に情報をチェックしてみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]