「意味ないと思ってた」「さすがだわ」 『赤いアレ』に込められた、吉野家のこだわりがすごい
牛丼といえば紅しょうがは欠かせませんよね。「たっぷり添えて食べるのが好き!」という人も多いでしょう。
では、そもそもいつから牛丼に紅しょうがを添えるようになったのかは気になりませんか。
添えることになった理由も含めて、調べてみることにしました。
牛丼に紅しょうがを添えるスタイルは『吉野家』から始まった
いつから紅しょうがを添えるようになったのかを、日本の牛丼文化を切り開いた牛丼チェーン店である『吉野家』に聞いてみました。
120年以上の前のことなので、断定することは難しい状況ですが、牛丼に紅しょうがを添えるというのは当社発祥といえるかと思われます。
当社では、創業当時から牛丼に紅しょうがを添えるスタイルで提供していました。
『吉野家』は1899年創業なので、牛丼に紅しょうがを添えて食べるという形は120年前から存在していたということですね。
紅しょうがを添えた理由とは
『吉野家』の牛丼は1899年に東京都中央区の日本橋で誕生しました。丼スタイルでの提供について、当時のことを聞いてみると…。
有田焼の丼に盛り付けられた上質なバラ肉を使った牛丼は、牛肉とご飯を仕事の合間にさっとかき込める江戸っ子らしい粋な食べ方として、魚河岸で働く人々の間で瞬く間に評判になりました。