2023年5月24日 12:02
あるゴミ置き場前の看板に漂う違和感 その正体に「誤字かと思った」「一瞬身を乗り出した」
日本語には、さまざまな表現があり使いこなすのは困難です。特に、普段から使い慣れていない言葉だと「もしかして間違っているかもしれない」と思ってしまうことがあるでしょう。そのような言葉は、日常の意外な場所で目にすることがあります。
日本語の難しさがひしひしと伝わってくる看板を紹介しているのは、アヒルの路上観察(ahimichi)さんです。どのような看板なのか、さっそく見ていきましょう。
どどんと書かれた「もせるごみ」
一瞬、書き間違えたのだろうと思ってしまう「もせるごみ」。「や」を書き加えて「もやせるごみ」と直したいと思う人もいるでしょう。しかし、この表記は間違ってはいないようです。
「もす(燃す)」は燃やすという意味で、この看板が設置されている小田原市など関東周辺部で使われているのだそう。今では関東の限られた地域のみで使われている言葉ですが、以前は東京都内の広い範囲で多くの人が使っていたといいます。
しかし、最近では東京都内で「もす」という言葉を聞いたことがある人が少なくなり、関東の限られた地域で使われる言葉として認識されているようです。