【『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』】最終回直前!これまでの名場面を振り返り
本作の良さを語ったところで、最終回に向けこれまでの名場面を振り返る。
第1話:横浜みなとみらい署強行犯係の始まり
なんといってもあの個性的なメンバーが集まった初回は忘れられない。ここからすべては始まったのだ。
アメリカ赴任から戻ったばかりの目黒(磯村勇斗)の英語や、原口(岡崎紗絵)や岸本(長井短)のクセの強さを感じさせられる自己紹介が印象的である。
そして第1話はゲストにアイドルグループ『なにわ男子』の大橋和也が登場した回でもある。事件について何かを隠していることが伝わる絶妙な演技を見事に演じてみせた。
仲井戸(桐谷健太)との取り調べシーンで少しずつ心を開いていく様子も丁寧で、大橋和也の演技がもっと見たくなる、そんな回でもあった。
第3話:諸星美沙子が腕を切りつけられる事件
第3話にて初めて、身内が被害者となる回があった。被害者は『氷点下100度の女』の異名を持つ、諸星(吉瀬美智子)。その異名を改めて認識させられた回でもあった。
見知らぬ相手に切りつけられたというのに、諸星は仕事中に感情を一切見せず、怯えたり、動じたり、感情的にならない彼女の芯の強さが伝わった。
そんな彼女の護衛を担当していた目黒。