千葉県で7人が『食中毒で救急搬送』 まさかの原因に「ゾッとする」「知らなかった…」
植物に詳しくない人は、「なぜ、そんな間違いが起こってしまうのか」と疑問に思うことでしょう。
しかし、スイセンの球根とタマネギの誤食は珍しいことではないのです。
スイセンの球根
タマネギ
有毒の植物であり、中でも球根の部分には多くの毒成分が含まれている、スイセン。口にすると嘔吐や下痢などの症状をもよおし、海外では食中毒による死亡例も報告されています。
また、ニラによく似た葉の部分にも毒成分が含まれており、こちらも誤って口にした人が食中毒になる事例が絶えません。
千葉県で起こった今回のケースに対し、ネットからは「スイセンが有毒だなんて知らなかった…」「全員に症状が出るだなんてゾッとする」といった声が上がっています。
誤食による食中毒を防ぐには?
有毒の身近な植物は、スイセン以外にも存在します。そのため、すべての有毒植物を覚えるのは難しいでしょう。
よく原因として報告されるのが、『近所の人にもらった植物を、野菜と勘違いした』というもの。
誤食による食中毒を防ぐため、各自治体は「人からもらったものは、安易に口にしない」という対策を呼び掛けています。
近所付き合いで、近隣の人から自家栽培した『野菜』をおすそ分けしてもらっても、なんらかの勘違いが生じているかもしれません。