インフルエンザの流行で多くの学生が欠席! 大量に余ったコッペパンを見た調理師は…?
給食の定番メニューの1つである、揚げパン。好きな給食の人気投票などでも必ずといっていいほど上位にランクインしますよね。
では、学校給食の揚げパンは、いつどこで誕生したのかご存じでしょうか。給食の揚げパンの歴史を探りました。
揚げパンの発祥地は東京都大田区
実は、学校給食の揚げパン発祥の地とされているのが東京都大田区!というのも、初めて揚げパンを作ったのが、大田区にある小学校の調理師だというのです。
※写真はイメージ
そこで大田区役所に聞いてみたところ、「大田区としても『揚げパン発祥の地』として認識している」とのこと。
実際に大田区では、区の公式YouTubeチャンネルなどで『揚げパン発祥の歴史』などを紹介しています。
動画の内容によると、給食のコッペパンを揚げるという発想が生まれたのは1952年頃。
大田区立嶺町小学校の調理師だった篠原常吉さんによって考え出されました。
当時、インフルエンザが流行し、多くの生徒が学校を欠席。給食のコッペパンがたくさん余ってしまいました。
かつては休んだ人にパンを届けるという習慣がありましたが、コッペパンは時間が経つと硬くなってしまいます。