くらし情報『インフルエンザの流行で多くの学生が欠席! 大量に余ったコッペパンを見た調理師は…?』

インフルエンザの流行で多くの学生が欠席! 大量に余ったコッペパンを見た調理師は…?

インフルエンザの流行で多くの学生が欠席! 大量に余ったコッペパンを見た調理師は…?

※写真はイメージ

そこで、学校を休んだ生徒にもどうにかしておいしいパンを食べてもらいたいということで、「パンを揚げて砂糖をまぶしてみてはどうか」と考えたそうです。

こうした経緯で揚げパンは誕生しました。

給食に揚げパンが最初に出たのは?

では、休んだ生徒に届けるのではなく、学校給食に揚げパンが登場したのはいつなのでしょうか。

同じく大田区が公開している動画によると、1954年に作られた大田区立小学校の『学校給食日誌』に、同年6月18日に揚げパンを提供したという記録が残っています。これ以上前の献立表には揚げパンが登場したことがなく、また大田区の小学校の調理師が考案したこともあり、1954年6月18日が『学校給食に初めて揚げパンが登場した日』とされています。

ちなみに、この日の献立は、揚げパンのほかに豆腐汁が一緒に出されていました。

当時も人気メニューだったそうですが、それから70年近く経過した現在も変わらず高い人気を誇る揚げパン。給食界においてはまさに画期的な発明だったということですね!

[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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