2023年6月20日 17:41
日焼け止めでプールの水が汚れる? 小児皮膚科学会の『見解』に「え、知らなかった」
多くの地域で6月頃より開始する、学校でのプールの授業。
5~8月にかけては紫外線の強さがピークを迎えるといわれていますが、学校によって、日焼け止めクリームの使用を巡る対応が分かれており、議論を呼んでいます。
日焼け止めクリーム禁止のルールも
学校における日焼け止めクリームの取り扱いについては、ネット上で次のような声が多く寄せられていました。
・「プールの水が汚れる」という理由で使用が禁止されている。
・家でつけてくるようにいわれた。持参は禁止されている。
・使用OKとはいわれていないけど、黙認されていると思う。
ちなみに、筆者の子供が通う小学校では、「水泳学習に関係のないものは身に付けない」としつつも、日焼け止めクリームについては、心配な場合は個別に相談してほしいという対応でした。
多くの学校現場では、日焼け止めクリームを塗った状態でプールに入ることによる水質の悪化や、持参することで子供同士の貸し借りのトラブルにつながるといった懸念から「できれば使用させたくない」「使用について触れたくない」といったジレンマがあるようです。
日本小児皮膚科学会の見解は?
大人は紫外線を浴びすぎると、シミができやすくなるなど肌によくないとされていますが、子供においても、紫外線対策は必要なことなのでしょうか。