2023年6月24日 17:16
『タイタニック』放送に賛否 潜水艇の事故を受けた、フジテレビの決断は?
1912年に沈没した、イギリスの豪華客船タイタニック号。
1997年には、船上で出会った青年と上流階級の娘の身分違いな恋とともに、その悲劇が映画化されてアカデミー賞11部門を受賞しました。
フジテレビは土曜プレミアム枠として、2023年6月24日と7月1日に前後編を分け、映画『タイタニック』の放送を予定しています。
そんな中、海外で不測の事態が起き、放送を不安視する声が上がりました。
タイタニック号見学ツアーの潜水艇が損壊
カナダ南東部沖の海底にある、タイタニック号の残骸を観光するツアーで事故が発生。
アメリカの潜水艇であるタイタンが行方不明となった後、2023年6月22日に海底で破片が発見されたことが、沿岸警備隊によって発表されたのです。
潜水艇に乗っていた5人の生存は絶望的と見られ、無事を祈っていた世界中の人々の間に悲しみが広がりました。
それと同時に、映画『タイタニック』の放送について、フジテレビがどう対応するのかが注目を集めることに。
決断を迫られたフジテレビは、放送内容は変更せず、ウェブサイト上に次のように追悼文を掲載しました。
タイタニック号見学ツアー中の潜水艇で乗客乗員が死亡する事故が発生しました。