「普通の波と見分けがつかない」「戻るのが困難?」 知らないと怖い海の危険に内閣府が注意
また、飲酒をすると判断力や集中力、運動能力が低下し、溺れた時の死亡率が高まります。
飲酒時には絶対に泳いではいけません。
熱中症の危険もあるため、適度な水分補給も心がけたいですね。
また、特に注意したいのが『離岸流』。
海水が沖へ戻ろうとする強い流れのことで、普通の波と見分けがつかず、流れに逆らって岸に戻るのは困難とされています。
離岸流に乗ってしまった時には、海岸と平行に泳いで抜け出しましょう。無理に泳がずに浮いて救助を待つことも有効です。
釣りに行く時に注意するポイントは?
釣りに出かけるという人に向けての注意は次の通りです。
1.滑りやすい足元や、突然の大波に注意する。
2.事前に天気予報や潮位表を確認する。
3.単独行動をしない。
4.釣行計画を事前に周りの人へ伝えておく。
5.立ち入り禁止区域には入らない。
防波堤や岸壁などは、波しぶきや海藻で滑りやすくなっているため、足元には注意してください。
また、最低限必要な装備として、ライフジャケット、防水ケースに入れたスマートフォン、脱げにくく滑りにくい履物を持ち歩くようにしましょう。緊急時には118番の海上保安庁へ連絡をすることが大切です。