これぞプロの仕事 穴に落ちた『猛獣』の子供を救出した後…?「最高の結末」

人間と野生動物が共存しているこの地球では、時にお互いが助け合いながら生きていく必要があります。
アフリカのケニアでそんなことを思い出させるような出来事がありました。
ライオンの子供が穴に落ちた!
ケニアにある野生動物保護団体『シェルドリック・ワイルドライフ・トラスト』に、「クク牧場で、2頭の若いライオンが穴に落ちている」という知らせがありました。
その穴は深さが4mもあり、ライオンたちが自力で脱出するのは不可能です。
ライオンたちは生後6か月のメスで、36時間ほど穴の中にいたため、衰弱して怯えていたそう。
そこで2頭を安全に救助するために、『シェルドリック・ワイルドライフ・トラスト』のスタッフや獣医師、クク牧場の管理者、ケニア野生動物公社の職員らが総動員で、作戦を立てることにします。
まだ子供とはいえ、2頭は肉食動物のため、麻酔をかける必要がありました。それから救助隊がハシゴを使って穴の中に降りて2頭を救出。
すぐに獣医師が診察すると、幸い2頭とも無傷だったといいます。
目を覚ましたライオンたちに食事を与えると、夢中で食べていたそうです。
作戦はそこで終わりではありません。