くらし情報『【『VIVANT』感想初回】堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、鮮やかな個性が渦巻く冒険の始まり』

2023年7月19日 14:11

【『VIVANT』感想初回】堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、鮮やかな個性が渦巻く冒険の始まり

実際に始まった拡大版90分の初回は我々の『凄いらしい』の予想を一気にぶち抜いてきた。

【『VIVANT』感想初回】堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、鮮やかな個性が渦巻く冒険の始まり

物語は灼熱の砂漠を彷徨う日本人のサラリーマンから始まる。その男は乃木憂助、演じるのは堺雅人である。人の名前に『憂』の字は珍しく感じられる。

『憂』は言わずもがな思い悩む様であるけれども、『憂』の下の部分『夊(すい)』はゆっくり歩く様子という意味があり、彼が砂漠をよろよろと歩く姿が象徴的に見えてくる。


【『VIVANT』感想初回】堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、鮮やかな個性が渦巻く冒険の始まり

乃木がその状況に追い込まれた原因は一桁間違った誤送金である。

一桁間違いの送金とは、ある意味どこで起きてもおかしくないような、事務職の悪夢の一つではあるけれども、乃木が被ったのは大手商社の13億と130億の間違いという途方もない額だった。堺雅人とバンキングとなればついついあの名作ドラマ『半沢直樹』(TBS系)を思い出すが、乃木には半沢直樹の盟友・渡真利忍は見当たらず、同期として登場する山本巧(迫田孝也)は、圧は強めだが敵なのか味方なのかは分からない。

【『VIVANT』感想初回】堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、鮮やかな個性が渦巻く冒険の始まり

乃木は中央アジアのバルカという国(この国名は架空のものである)に振り込まれた金の返金交渉に一人で訪れるが、返金交渉は難航した上に、ようやく見つけた交渉相手は返金どころか周囲を巻き込んだ自爆で死んでしまう。

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