くらし情報『エアコンの設定、28℃が正解ではない? 正しい情報に「勘違いしてた」「初めて知った」』

エアコンの設定、28℃が正解ではない? 正しい情報に「勘違いしてた」「初めて知った」

目次

・「28℃」は何の温度なのか
・暑さを倍増させているのは「湿度」
・快適さの鍵は湿度管理
※写真はイメージ

どんどん暑さが増してきて、気が付けば7月ももう下旬。連日、厳しい暑さを伝えるニュースが耳目を集めています。

電気代が高騰するなか、エアコンの温度設定は家計のやりくりにも響く重要な項目です。エアコンの温度を下げすぎず快適に過ごすには、設定温度を何度にすればいいのでしょうか。

この記事では、環境省が推進する「COOLCHOICE」から、夏を快適に過ごすためのポイントを紹介します。

「28℃」は何の温度なのか

いつの頃からか耳にするようになった「28℃」ですが、エアコンの設定温度だと思っている人は多いのではないでしょうか。実はこの温度は、エアコンの設定温度ではなく「室温」の目安を指しています。

ですから、あくまで28℃は1つの基準。
そこから自分の体調などに合わせて調節していくのがよいでしょう。

そして、この「28℃」で快適に過ごせる軽装や取り組みが、環境省が推進するCOOLBIZです。

暑さを倍増させているのは「湿度」

日本の多くの地域は、夏は雨が多く冬は寒いという温暖湿潤気候に区分されます。梅雨や熱帯低気圧の影響を受ける夏は湿度が高く、蒸し暑くなるのが特徴です。

COOLCHOICEによると、湿度の管理を適切に行うことで、冷房の設定温度を下げすぎることなく、涼しく快適に過ごせるのだとか。

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