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「命拾いした事例が多数」 内閣府が登山客に呼びかけ

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「命拾いした事例が多数」 内閣府が登山客に呼びかけ

2023年7月現在、アウトドアを特集するテレビ番組や雑誌が多くあります。

そうしたブームをきっかけに、登山を始めた人もいることでしょう。

誰でも気軽に始めることができる一方で、毎年多くの事故が発生しているという怖い一面もあるそうです。

登山をする前に準備しておきたいこと


内閣府政府広報室(以下、内閣府)によると、遭難や滑落、転倒などの事故が毎年のように多く起きているとのこと。

特に、山頂付近は天候が急変しやすいため、登山計画や装備が不十分だと命にかかわる場合もあるといいます。

内閣府はInstagramアカウントで、登山の前に準備するべきポイントを公開しました。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。



まず大切なことは無理のない『登山計画』を立てることだそう。

天気予報などの情報収集を行い、自分の体力に合ったコースを選ぶようにしましょう。

また、事前に『登山計画書』を作り山域を所轄する警察署や交番、登山口近くの『登山届ポスト』に提出するのも大事とのこと。

内閣府は『登山計画書』に記入する項目として、次の6つを例としてあげています。


・代表者の氏名、住所、電話番号

・緊急連絡先

・救助態勢の有無

・メンバーの氏名、役割、電話番号

・山行期間

・行動予定など



gov_onlineーより引用

『登山計画書』を出したことがきっかけで、命拾いできた事例も多くあるそうです。

面倒だと思っても、自らの命を守るために『登山計画書』を提出してから登山を楽しみましょう。

登山に必要な装備とは?


山の天気はとても変わりやすいです。

そのため、どんな状況になっても大丈夫なように、万全な装備が必要でしょう。


内閣府は登山する際に必要な装備をまとめています。


・気温や天候に合わせ着脱できる服装

・滑りにくい登山靴

・雨具・地図・コンパス

・登山用GPS(登山用の地図アプリの併用も!)

・携帯電話や無線機

・予備バッテリー

・応急手当の医薬品やアイテム



gov_onlineーより引用
こうした準備をした上で、登山中には冷静な状況判断と、慎重な行動を取るように、内閣府は呼びかけています。

体調や天候が悪くなった場合には登山を中止するなど、自らの命を最優先した行動を心がけましょう。

入念な準備をすれば、最悪な事態を防げる確率は高くなります。

登山をする際には、内閣府の注意喚起を意識して楽しむようにしたいですね。

[文・構成/grape編集部]

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