【トリリオンゲーム 第2話・ネタバレあり】真面目さを笑われても頑張る人へ届いてほしい言葉
新しく登場した祁答院は、チャラチャラした雰囲気でいかにも怪しげな男だ。靴の裏にハートマークが入っているのがトレードマーク。仕草もキザが身についている。
まだ経験の浅いハルとガクの会社経営に酸いも甘いも噛み分けたような大人の思惑が入ることで、どんな化学反応が起こってくるのだろう。
祁答院の秘書の水樹は現在ガクの秘書になっているようだが、ハルのスカウトを一度は断っているのに一体なぜ…?
そしてもう一人の登場人物、高橋凛々も忘れてはいけない。
彼女は堅物と言われるぐらい、公平さを守り、真面目で努力家だ。
ハルは目的を達成するのに手段は選ばないのに対し、凛々は逆にズルをするぐらいなら目的が達成できなくても構わないまっすぐな人間だ。ハルとはまさに正反対の性格である。
ハルからすれば自分と全く違う凛々の真面目さは、彼のやり方の邪魔になる可能性もあるだろう。
しかし、ハルは面接で出した問題の模範解答をした人物を採用するか迷うガクに、「面接は一緒に仕事をしたいかどうかだ」と、本音では凛々を雇いたい彼の背中を押すような発言をしている。
キリカから「堅物」と指摘されて、凛々が自分の判断の真面目さを卑下したときにも、ガクとともにハルが言う凛々が持つ「真面目さ」