海外の『原爆揶揄』続出に日本で抗議の声 「絶対やっちゃいけない」「酷すぎる」
第二次世界大戦中の1945年、8月6日に広島県、そして9日に長崎県へ原子爆弾(以下、原爆)が投下され、日本は実戦による唯一の被爆国となりました。
ロシアとウクライナの情勢に不安が募る、2023年8月現在。ロシア軍が侵攻を開始して以来、日本国内からは「日本は最後の被爆国でなくてはならない」と平和を願う声が相次ぎました。
そんな中、海外のSNSで広まっているネット上のムーブメント(以下、ネットミーム)が日本国内で議論を呼んでいます。
原爆を揶揄した、海外の『ネットミーム』に日本国内から非難の声
SNSでは海外ユーザーの間で、ある行動が流行しています。それは、原爆によって発生するキノコ雲をポップなデザインにした画像を作成することでした。
同年7月21日にアメリカで公開された、『原爆の父』と呼ばれるロバート・オッペンハイマーが主人公の映画『オッペンハイマー』と、世界で人気のドール『バービー人形』がモチーフの映画『バービー』。
方向性がまったく違う、同日に公開される2本を同時に観ることが、ネット上で『Barbenheimer(バーベンハイマー)』と呼ばれ始め、2つの作品をコラボレーションしたファンアートが投稿される流れになりました。