海外の『原爆揶揄』続出に日本で抗議の声 「絶対やっちゃいけない」「酷すぎる」
その結果、各主人公のオッペンハイマーとバービーがキノコ雲を背景に笑顔で決めポーズをとる絵や、2人でピンク色のポップなキノコ雲を眺めるなどのファンアートが、SNS上に続出することになったのです。
中には、日本への原爆投下後の写真をコラージュしたものや、実際のキノコ雲の写真を使用したものも。こういったネットミームに対し、日本国内からは「あまりにも不謹慎ではないか」「原爆を軽く見ないでほしい」といった怒りの声が上がっています。
ネットミームに英語版『バービー』アカウントが便乗し、日本語版が謝罪
これらの行動は、あくまでもインターネットの一般ユーザーが行っていたものです。
しかし同月下旬、『バービー』の英語版SNSアカウントが、そういったファンアートに「思い出に残る夏になりそう!」と述べるほか、キノコ雲を髪形に見立てたコラージュに対して「ボーイフレンドのケンは素敵なスタイリストだね」といったコメントを投稿。映画側が、原爆を揶揄する行動に肯定的な反応を示したことで、日本国内からはさらに強い怒りの声が上がるようになりました。
同年8月11日には、日本での公開を控えている『バービー』。