カレンダーに書き込んだボールペン なぜインクの出が悪くなる? 理由に「初めて知りました」
ボールペンが書ける仕組みでも解説したように、インクは重力で落ちるようになっていますが、ペン先を上向きにして書くと、どうしてもインクがボールペンのおしりの方に下がってしまいます。すると、ペン先の方に空気が入り、インクが流れにくくなるため書けなくなるのです。
必ず、ボールペンで書く時は、ペン先が水平よりも上向きにならないようにしましょう。また、ボールペンは紙と60°~90°の角度になるように持って書くのが理想だそうです。
上向き筆記でもきれいに書けるAirPress
トンボ鉛筆では、上向き筆記をしてもくっきり書けるボールペン「AirPress(エアプレス)」(税込660円)も紹介しています。この商品は、ノックするたびに圧縮空気を送り、インクを押し出す構造になっているので、上向き筆記でもくっきりと書けるのだとか。
手持ちのボールペンのインクが出ない時の対処法
普段から使っているボールペンが、インクはまだあるのに書けない時は、先ほど解説したように、ペン先に空気が入ってしまっているのかもしれません。ペンの中心あたりに輪ゴムを通してテープなどで固定し、ボールペンが前後に回転するように回してみましょう。