シャワーかお風呂、結局どっちがお得? 結果に「意外でした」「なんと」
暑い夏はお風呂に入るのが面倒になりがち。入浴にかかる時間も短くなりますし、節約にもなると考えてシャワーで済ませている人も多いかもしれません。実際のところ、どちらがエコなのでしょうか。
シャワーとお風呂、どちらがエコなのか
お風呂のよりエコな入浴の仕方についてInstagramに投稿しているのは、花王株式会社の公式Instagramアカウント(kao_official_jp)。人や自然にやさしい、サステナブルな暮らしに関する情報を多数発信しています。
花王の公式Instagramの投稿によると、家でもっとも大量の水を使う場所はお風呂なのだそう。大きな浴槽にお湯をためて浸かるわけですからそれも当然…と考えがちですが、ちゃんとお湯に浸かるとシャワーで済ませるよりもエコとのこと。
その理由について具体的に見ていきましょう。
シャワーを15分使うだけで浴槽1杯分の水量に!
1度入浴するだけで大量の水を使うことになるお風呂。節水を考えるには、お風呂での水の使い方を工夫する必要があります。
「浴槽にお湯をためるよりもシャワーで済ませるほうが節約になるだろう」と考えてシャワーで済ませる人も多いですが、実はそういうわけでもありません。
浴槽1杯分のお湯は15分間シャワーを使用したときに使うお湯の量と同じ。つまり、シャワーを使う時間を15分以下で済ませられるなら節約になりますが、それ以上の時間シャワーを浴びるとなると、かえってお湯の無駄遣いになってしまうのです。
家族4人が順番にシャワーを浴びるとなれば、よりお湯を浸かって入浴するほうが節水になるでしょう。
また、しっかりお湯に浸かることにはさまざまなメリットがあります。血行の促進や疲労回復効果があるほか、就寝前に入れば睡眠の質の向上にもつながります。
「忙しくてゆっくりお風呂に入る暇がない」「夏バテしていて湯船に浸かる気が起きない」そういった人にこそ、入浴がおすすめなのです。
残り湯を使えばよりエコ
とはいえ、浴槽にお湯をためるのも多くの水を使うことではありますよね。そこで、残り湯を有効活用してエコを目指しましょう。例えば、残り湯を使って洗濯をしたり、掃除や植物の水やりに使うこともできます。また、お湯をためる際は水を入れたペットボトルを沈めてかさましをしたり、お湯がたまったら冷めないうちになるべく早く入浴することも、エコや節約につながります。
節水につながり環境にやさしいだけでなく、自分のからだにもいいことずくめな入浴。シャワーで済ませがちな人も、今日からはぜひお湯に浸かるよう心がけてみてくださいね。
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[文・構成/grape編集部]