2023年9月8日 11:00
乾燥機で服が縮まない方法はある? パナソニック直伝の使い方に「考えもしなかった!」
これが乾燥により、糸が曲がったままの状態で水分が抜けるので、その分縮んでしまうそう。
また、化学繊維の中には熱に弱いものもあり、その場合は乾燥時の温度の高さが影響し、収縮も大きくなる場合があります。
逆にいうと、日光に当てずに陰干しすると縮みにくいのは、じっくり時間をかけて低温で乾燥させるからです。
乾燥機で縮まないようにする方法は
では、乾燥機を使っても洗濯物を縮みにくくする方法はあるのでしょうか。
ヒーター乾燥機を使う場合は、乾燥のモードで低温を選択したり、長時間の使用を控えたりするのがいいでしょう。長時間使うと洋服が縮む可能性が高まってしまいます。
実は、ヒーター乾燥式とは違う方式の乾燥機もあって、それを使うというのも縮ませないための方法の1つになるのだとか。
佐藤さんにうかがったところ、「高温で長時間使用すると縮みやすいので、その真逆を行えばいいのです」とのこと。
多くの乾燥機はヒーター乾燥式ですが、最近では『ヒートポンプ式』という熱交換の技術を利用した乾燥機が登場しているのです。
簡単にいうと、約65度の低温風を当てて除湿機のように乾かします。
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このヒートポンプ式では、ヒーター乾燥式よりもぐっと温度の低い風をドラム内に送り、湿気を取ることが可能です。