冷やすだけじゃない! 保冷剤の幅広い使い道に警視庁もビックリ 「知らなかった」「防災グッズに入れる」
ある程度の時間、冷たさを維持する保冷剤は暑さ対策に有効です。ただ、使い終わったら捨ててしまうのはもったいないと思うことも。そこで警視庁が調べてみたところ、災害時にも役立つ使い方があったそうです。
使い終わった保冷剤は分解して役立てられる
生鮮食品を買った時にもらったり、お弁当の保冷用に購入したりする保冷剤。暑さ対策に役立ちますが、ほかにも使いかたがあるなら捨てる前に活用したいと思う人も多いのではないでしょうか。エコロジカルの観点から見ても気になるところです。
警視庁警備部災害対策課(MPD_bousa)(以下警視庁)もふと気になったとのことで、ほかの使いかたを調べた結果を教えてくれました。
なんと、保冷剤は災害時にも活用できるのだそうです。
停電した時に保冷剤が冷えていれば、冷蔵庫の代わりに急場をしのげます。なるほど、これは嬉しい使い方ですね。通電までの時間が短ければ問題なさそうです。
また、警視庁は保冷剤の中身にも注目しました。保冷剤の中には吸水性ポリマーが入れられています。この吸水性ポリマーがトイレの凝固剤になるのだそう。
吸水性ポリマーは紙おむつにも使われている物質で、高い吸水性と保水性が特徴です。