【トリリオンゲーム 第6話・ネタバレあり】ラスボス?黒龍一真を本気にさせた、ハルとガクの姿
と言いたくなるし、蛇島のいうゲームはお金儲けと言われると、「いかにも集金が目的なゲームなんてやりたくない」と言いたくもなる。
面白いゲームは儲からないのか。儲かるゲームは面白くないのか。
このドラマが提示した答えはとてもシンプルだ。
ゲームに課金したくなるのは、人の心が揺れる瞬間。ゲームのビジネスの場では、面白さとお金は密接に関係しているのだ。
それは、ゲームはお金儲けという蛇島にとっても、心が揺れることは大事なことではないか。ガクはちゃんと見抜いていた。
ハルのゴップロ株主会議に対する暗躍に、ついにドラゴンバンクの黒龍一真(國村隼)が動き始めた。
彼のやり方は、他人が努力して大きくなったところを金と権力で奪い取ること。人の苦労を金の力でそのまま搾取する。
黒龍も神社長も部下たちを力づくでも自分たちの思い通りにしないと気がすまないのだ。
だがこうやって人を無理やり思い通りにしようとすれば、必ず反発が起こる。
黒龍に脅された蛇島は、一度は彼の命令に屈してドラゴンバンクに戻ることになった。しかし、蛇島は桜たちとぶつかり合いながらもゲームを作っていたときの『心が揺れる』瞬間を思い出して、トリリオンゲーム社に戻ってくることになった。