【トリリオンゲーム 第6話・ネタバレあり】ラスボス?黒龍一真を本気にさせた、ハルとガクの姿
ゴップロの株主総会でも、神社長は黒龍の助けを借りて、騙し討ちまでしてハルたちを陥れようとした。
人を思い通りに動かすコミュ力を持ったハルにとっては、そこが逆に付け入る隙だった。
ずっと神社長に圧力をかけられてきたヒムロ(曽田陵介)が過去の不祥事の真実を暴露すると宣言した。
追い詰められた神社長は、ガクのシステム乗っ取りとハルの話術によって言いなりにならざるをえなかった。
祁答院の言うように、所詮、小心者の神社長では何度も窮地を乗り切ってきた腹の座ったハルとガクのコンビに勝てるわけがないのだ。
ソシャゲ事業で一度は対立したハルとガクだが、ガクが本気でハルとケンカをしたことでより一層強い絆が生まれ、株主総会での大逆転になった。
もしガクがハルの言いなりになっていたら、ゴップロ買収は例えハルと祁答院といえど失敗していたかもしれない。
ハルとガク、蛇島と桜の対立が並行して描かれたのは、意見や考え方が違うことを恐れる必要はないということだ。
彼らが自分の意志をしっかりと持ち、時には対立することがあっても、互いの間に強い信頼と絆があるのなら、道は必ず拓けるのだろう。
トリリオンゲーム社はゴップロ買収による広告効果によって、ついにソシャゲ事業を大成功させ、50億円の売上を達成。