【トリリオンゲーム 第7話・ネタバレあり】津田健次郎演じる・功刀が見せる、社会で大きな挫折をした大人の姿
と、チャンネル配信の三倍の報酬で契約し、彼の配信仲間のネットワークで立てこもり事件の独占スクープを取ることもできた。
まさにセキュリティチャンピオンシップの時と同じ手法だ。一人ひとりの力は小さくても、集まれば大きなものも倒すことができる。
功刀は、若者たちの報道における新しい発想にワクワクしていたのではないだろうか。
なんといってもハルたちの覚悟が見えたのは、トリリオンTVの大口スポンサーである、ミスリルフォン工業の不具合のニュースだ。
凛々は社長として、例えスポンサーといえど、このニュースは報じることを、はっきりと宣言した。
ハルは、押しかけてきたミスリルフォン工業の鉱(あらがね)社長(矢島健一)に、「一旦は報道を止める」といってなだめつつも、連れて行った中華料理店で、隣室にいるオサバキへのリークをちらつかせながら交渉し、結局は鉱社長にリコール宣言させてしまい、トリリオンTVで報道することに成功。
結果的には不具合を隠さなかったことでミスリルフォン工業の評判も上がった。
真実の報道は逆にスポンサーも救ったのだ。
実は隣室には誰もおらず、全部ハルのハッタリだと知ったときの功刀の渾身の「ゲッスやなあ!」