2023年9月3日 15:22
消費者庁が『子供の水筒持ち歩き』に注意喚起 原因に「怖すぎる」「想像してゾッとした」
『酷暑』という言葉がピッタリなほどの、凄まじい暑さが観測される日本の夏。
一般的に夏と定義される6~8月が過ぎても気温はなかなか下がらず、9月になっても毎年多くの人が熱中症で搬送されています。
熱中症対策は、何よりも水分補給が重要。定期的に飲み物を口にするため、ペットボトルや水筒を持ち歩いている人は多いでしょう。
水筒が原因で、子供がケガをするケースに注意!
子供用の水筒としてよく目にするのが、ストラップのついたタイプ。肩にかけることができるため、持ち運びやすく、紛失しにくいのが長所です。
しかし、時にはその形状が事故につながってしまうこともあるのだとか。消費者庁は、実際に起こった事故のケースについて、ウェブサイトで注意喚起を行っています。
水筒を持ち歩いている子供が転倒し、かけていた水筒がお腹に当たって内臓を損傷する事故が発生しているのだそうです。
全国の医療機関から、消費者庁や国民生活センターに寄せられた、転倒事故のケースは以下の通り。
・「水筒(1リットルの容器)を斜め掛けにして歩いていたところ坂道で転倒し、地面と水筒に挟まれる形で腹部を強打した。脾損傷のため集中治療室に入院し、保存加療で10日後に退院した。」