くらし情報『洗濯洗剤と洗顔料 成分表示が違うのはなぜ? 理由に「そういうことか」「納得です」』

2023年9月4日 12:11

洗濯洗剤と洗顔料 成分表示が違うのはなぜ? 理由に「そういうことか」「納得です」

洗濯用洗剤と洗顔料の成分表示は法律や基準が異なっている

洗濯用洗剤と洗顔料の成分表示が違う理由はとてもシンプルです。表示方法に関する法律・基準がそれぞれ違うということになります。

洗濯用洗剤は家庭用品品質表示法にしたがって成分表示が行われます。家庭用品品質表示法では個々の成分名を書くのではなく、成分の機能をあらわす名称(機能名)と、その後に含有量と種類を記載するのだそうです。

たとえば洗濯用洗剤の主成分である界面活性剤なら、「界面活性剤51%、高級アルコール系(非イオン)…」と記載されます。

主成分以外のアルカリ剤や水軟化剤の場合は10%以上の含有で成分名まで付記されますが、10%未満であれば表示義務はありません。

いっぽう、洗顔料は医薬品医療機器等法にしたがった成分表示が必要です。洗顔料や化粧水などボディケアに関わるものは、全成分表示が求められています。
洗濯用洗剤と違い、水、グリセリン、ステアリン酸…など具体的な成分名が記載される決まりです。どちらも表示方法は違いますが、安全な製品を求める消費者が安心できるよう、成分を公開してくれているのはとても助かるのではないでしょうか。

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