2023年9月7日 12:05
避難時、なぜブレーカーを落とすの? 電力会社の回答に「そうだったのか」「気を付けよう」
地震後は電気による火事が多い
公益社団法人東京電気管理技術者協会によると、阪神・淡路大震災では、地震発生直後だけでなく、その後10日間に175件もの火災が発生。そして、その原因としてもっとも多かったのが、電気にかかわるものといわれています。
災害時は停電も発生しやすいため、避難する時にはすでにすべての電気が消えているかもしれません。焦りや不安もあり、なかなか電気に関して意識が向かない傾向にあります。
また、すべてのコンセントを抜いてから、というのも時間がかかりますし、漏れもあるでしょう。「避難時にはブレーカーを切る」これだけを覚えて実践するのが、確実です。
災害時の避難は、自身や家族の命を守るためのもの。だからこそ、二次災害を防ぐためのブレーカーの切り忘れは絶対に避けましょう。
避難の際は、身を守りつつ、まずブレーカーを確認し、安全を確保してから行動しましょう。
[文・構成/grape編集部]
農林水産省「賞味期限切れでも、処分しないで!」 注意喚起に「確認してみる」