S字フックを扉に引っ掛けると? 警視庁公式が教える防災対策に「コレ大事」「真似します」
いつ発生するか分からない大規模地震から、自分や家族の身を守るためには、家の中の対策をしっかり行うことが重要です。
とはいえ、まだ発生していない被害を正確に予測するのは難しいもの。どのような対策が有効なのか分からないまま、後回しにしてしまうケースも少なくありません。警視庁の公式X(旧Twitter)アカウント「警視庁警備部災害対策課(MPD_bousai)」の投稿から、誰でも低コストですぐに実践できる地震対策を紹介します。
用意するのはS字フック
警視庁警備部災害対策課が紹介しているのは、扉付き収納の地震対策です。オープン棚とは違い、各種アイテムをしっかり隠せる扉付き収納。「地震が発生しても、扉が守ってくれるから」と油断している人も多いのではないでしょうか。
しかし実際に大地震が発生した時、扉はあまり意味をなしません。
地震の揺れにより扉が開き、内部のアイテムが飛び出してしまうからです。「オープン棚よりも安全だから」という理由で、重いものや大きなものを収納していた場合、飛び出したものによってケガをする恐れがあるでしょう。
こうした事態を防ぐため、警視庁警備部災害対策課が推奨しているのは、S字フックを使った対策方法です。