職人「プロにとっては消耗品」 話題の『あのキッチン用具』について聞いたら、驚きの連続!
中華料理店などに行くと、チャーハンや炒め物など、中華鍋が万能の調理用具として活躍しているのを目にしますよね。
料理人のみなさんが見事に鍋を振って料理を作っている姿に、見惚れることがあるでしょう。
実はこの片手で握って振る中華鍋が、実は日本生まれであることをご存じでしょうか。
片手用中華鍋の開発者とは?
片手用中華鍋を開発したのは、横浜市金沢区にある山田工業所です。
打ち出し中華鍋にかけては日本一、いえ世界一のメーカーで、今なおプロの料理人から「これでなければダメ」といわれるほど高く評価される中華鍋を製造しています。
ちなみに、料理名人としても知られる、タレントのタモリさんも、かつて放送されていたバラエティー番組『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)で同社の工場を訪ね、紹介したことがあるほどです。
本記事では、山田工業所の山田豊明代表取締役に話をうかがいました。
中華鍋のパイオニアにして最高峰
打ち出し中華鍋や各種製造卸の山田工業所は、最高峰の中華鍋を造るメーカーとして知られています。
2023年現在、山田憲治さんが3代目として同社を継いでおり、中華街のプロ料理人も高く評価する中華鍋を作り続けています。