2023年9月15日 11:54
「最高の瞬間」「涙が止まらない」 岩崎優投手、故・横田慎太郎さんのユニフォームと共に宙を舞う
2023年9月14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場でプロ野球球団の『阪神タイガース(以下、阪神)』は、『読売ジャイアンツ』と戦い、4対3で勝利。
2005年以来、18年ぶりのセントラル・リーグ優勝を果たしました。
岩崎優投手、亡くなった同期のユニフォームを掲げる
2点リードの9回に阪神の守護神、岩崎優投手が登板。マウンドに向かう際に、ゆずのヒット曲『栄光の架橋』が流れ、観客席で大合唱が巻き起こりました。
この曲は、岩崎投手と同期入団の元選手で、同年7月に脳腫瘍で亡くなった、横田慎太郎さんの現役時代の登場曲。選手やファンにとって思い入れのある1曲だといいます。
優勝が決定すると、胴上げ投手となった岩崎投手は、横田さんが現役時代に着ていた背番号24番のユニフォームを掲げ、胴上げで宙を舞いました。
サンケイスポーツの報道によると、登場曲の変更は岩崎選手から申し出たとのこと。
岩崎優投手(32)は「横田の思いも背負って(変更を)お願いしました」。
涙よりも喜び?との問いには「分からないです。汗なのか涙なのか分かりません」と語り、「マウンド上がるまでは普通でした。上がってからはちょっと違いましたけど。