電子レンジの解凍 なぜ失敗する? 思わぬ原因に「ためになる」「気を付けます」
肉や魚など、冷凍された食材を素早く解凍したい時、頼りになるのが電子レンジです。とはいえ、電子レンジで肉や魚を解凍するのは、意外に大変。「加熱しすぎて失敗した」「一部分のみが解凍される」といった失敗経験がある人も多いのではないでしょうか。
電子レンジメーカーとしても知られるPanasonic(パナソニック)の公式サイトから、上手に解凍するためのコツを紹介します。
電子レンジ解凍のポイントとは
電子レンジで肉や魚といった食材を解凍する際には、「自動解凍」のメニューを使うのがおすすめです。
自動解凍とは、食品の表面温度や分量を検知し、レンジやヒーター、スチームといった手法を組み合わせて、最適な方法で素早い解凍を目指すメニューのこと。使い手側が難しいことを考えなくてもよいので、「解凍したい食材を入れてボタンを押すだけ」で利用できる便利機能です。
パナソニック公式では、自動解凍を使う時の注意点として、以下のようなポイントを挙げています。
・冷凍庫から出してすぐの状態でレンジに入れる
・ラップや包装は事前に外しておく
・発泡スチロールのトレイのままで入れる
・食材の表面に付着した霜は取り除く
・肉の脂身や皮目は下側にする
・庫内は十分に冷まし、水滴を拭き取った状態で使用する
自動解凍を使う際に、もっとも重要なのは「センサーが食品の量や温度を正しく判断できる環境を作る」