2023年9月19日 13:28
救急搬送された飼い主を、病院の前で待ち続けた犬 結末に「涙が止まらない」
アメリカのカリフォルニア州で、自宅で体調を崩した男性が救急車で近くの病院に運び込まれました。
その時、男性の飼い犬が救急車を追いかけて病院までついてきたのです。
犬は病院の中には入れてもらえず、救急センターの入口近くで飼い主さんが出てくるのを待っていました。
しかし残念ながら、飼い主の男性はそのまま亡くなってしまったのです。
その悲しい事実を知らない犬は、飼い主さんが出てくることを信じて、なんと10日間も待ち続けていたといいます。
その間、病院のスタッフたちは何度も犬を保護しようと試みましたが、捕まえられなかったそう。
困った関係者が動物保護活動をしているスゼット・ホール(Suzette Hall)さんに依頼。スゼットさんがワナを仕掛けて、ついに犬を保護することに成功しました。
犬が病院の入口にいた期間に、カリフォルニア州には熱帯低気圧『ヒラリー』が上陸し、大雨をもたらしました。
そんな悪天候の中でも犬はその場から動こうとしなかったのだとか。
犬はスゼットさんが仕掛けたケージに入った後もまだ、病院の入口をずっと見つめていたそうです。
彼女は犬をヒラリーちゃんと名付けました。