『カフェオーレ』の容器、形が特殊な理由を調べてみると? 「そうだったのか…!」

食品メーカーである江崎グリコ株式会社(以下、グリコ)が1979年に発売した、『カフェオーレ』。
コーヒーにミルクをたっぷりと加えた優しい味わいは、長年幅広い世代に親しまれています。
『カフェオーレ』のパッケージに隠された秘密って?
みなさんは、180㎖の『カフェオーレ』が陳列されている時に、このような疑問を抱いたことはありませんか。
「なんで円錐形なんだ…?」
200㎖前後の紙パック製品の多くが長方形なのに比べて、なぜ『カフェオーレ』だけ円錐形なのでしょうか。
その秘密について、グリコのウェブサイトに掲載されていました。
円錐形をしたパッケージは、Glicoオリジナルの容器です。
素材は紙とアルミで作られており、名称は「Pキャン(ピーキャン)」容器といいます。
これは「紙で出来た、缶のような形状=Paper Can」を省略したもので、Glicoの開発担当者が命名しました。
お店の売場棚やテーブルに置いた時、安定して倒れない紙コップに近いかたちの容器を検討した中で、1番デザイン的に優れていたのが、今のかたちだったのです。
江崎グリコ(Glico)