「電波が弱い理由は場所が…」 企業に聞いた『ルーターの正しい置き場所』とは?
電波は金属や水に吸収されやすいという特性があるため、金属製の棚の中や機械の近く、水槽など水を張った物の近くに置くと電波が弱くなります。
棚の中や家具の下など、Wi-Fiルーターを見えない場所に隠すケースもありますが、Wi-Fiルーターを収納することが考慮されてない場所では電波が遮られてしまい、離れた場所に電波が届きにくくなります。
※写真はイメージ
Wi-Fiルーターの定期的な見直しも大切
――Wi-Fiルーターを効果的に使う上でのアドバイスは?
Wi-Fiルーターの定期的な見直しをお勧めします。Wi-Fiの規格は、『Wi-Fi 4』『Wi-Fi 5』『Wi-Fi 6』『Wi-Fi 6E(2023年最新)』と、3~5年で新しい規格が登場しています。
普段利用しているスマートフォンやパソコンが例え最新機種でも、Wi-Fiルーターが5年前、10年前の規格だと、最新機種の性能を生かしきれず、通信が遅かったり、つながりにくくなったりします。
その場合はWi-Fiの規格を最新のものにすることで効果的にご利用いただけます。
――ほかにWi-Fiルーターを見直すことのメリットはあるか?
セキュリティも日々進化しているので、定期的なWi-Fiルーターの入れ替えはサイバー犯罪などへの対策としても有効です。